髙瀬蔵とは

 菊池川の水運に恵まれた髙瀬は、菊池川流域の物資の集散地として古くから港町・商人の町として栄え、江戸時代には肥後五ヶ町の一つに数えられるほどでした。花しょうぶの時期には多くの人出で賑わう裏川筋の石橋群や商家の石垣に、往時の髙瀬の繁栄ぶりが偲ばれます。また町筋にも町屋や背戸屋等に面影を見ることが出来ます。
  髙瀬蔵は、そうした明治初期に建てられた町屋と蔵を改修した多目的ホールと飲食店からなる施設です。平成十二年に所有者の猿渡家から玉名市へ寄贈され、中心市街地活性化のための施設として、国・県・市の協力・助成を得て、平成十六年から改修工事が行われ、平成十七年四月にオープンしました。
 髙瀬蔵は文化と楽しさと感動を生み出し、まちの活性化を目的としています。これまで、様々なイベント・催し物がこの多目的ホールで行われ、多くの皆さまに楽しんでいただいています。百年以上の歳月を経た梁や柱が織り成す空間をお楽しみください。

トピックス

第32回花しょうぶまつり

開催期間:令和6年5月17日(金)~6月1日(土)

場所:髙瀬裏川水際緑地・髙瀬商店街

<開催期間中イベント>
◆矢旗掲揚・ライトアップ(日没~22時)
◆玉名観光と物産展:5/17(金)~5/23(木)会場:髙瀬蔵
◆花しょうぶ祭り窯元展:5/24(金)~5/30(木)会場:髙瀬蔵
◆メインイベント5/25(土)雨天時は翌日5/26(日)順延

<問合せ先>花しょうぶ祭り実行委員会
玉名観光協会☎0968-72-5313、玉名市観光物産課☎0968-73-2222(平日のみ)

2024年4月1日