髙瀬蔵とは

 菊池川の水運に恵まれた髙瀬は、菊池川流域の物資の集散地として古くから港町・商人の町として栄え、江戸時代には肥後五ヶ町の一つに数えられるほどでした。花しょうぶの時期には多くの人出で賑わう裏川筋の石橋群や商家の石垣に、往時の髙瀬の繁栄ぶりが偲ばれます。また町筋にも町屋や背戸屋等に面影を見ることが出来ます。
  髙瀬蔵は、そうした明治初期に建てられた町屋と蔵を改修した多目的ホールと飲食店からなる施設です。平成十二年に所有者の猿渡家から玉名市へ寄贈され、中心市街地活性化のための施設として、国・県・市の協力・助成を得て、平成十六年から改修工事が行われ、平成十七年四月にオープンしました。
 髙瀬蔵は文化と楽しさと感動を生み出し、まちの活性化を目的としています。これまで、様々なイベント・催し物がこの多目的ホールで行われ、多くの皆さまに楽しんでいただいています。百年以上の歳月を経た梁や柱が織り成す空間をお楽しみください。

トピックス

第13回アートin髙瀬 芸術祭(開催中)

開催日時:11/19(日)~12/3(日)

10:00~19:00  *最終日12/3(日)は15:00まで

開催場所:髙瀬蔵ホール

観覧無料

毎年「アートin髙瀬 彫刻展」を開催してきましたが、今年は崇城大学美術学科のご協力により絵画展を行うことになりました。蔵ホール内での絵画展示は初めての企画となります。美術館や展示ギャラリーとは違った雰囲気の会場で、まったりと芸術の秋をお楽しみください。

主催:NPO法人髙瀬蔵

協力:崇城大学芸術学部美術学科
問合せ:TEL 72-2480

2023年11月21日